学校訪問の記録

小学生・高校生の2人の子供(女子)達の父親である私の学校訪問を記録するブログです。意見・感想は私個人のものです。(文中敬称略)

201602 森村学園初等部 学芸会

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つくしの壁画がある、東急田園都市線つくし野駅から徒歩10分もかからない、自然豊かな所にある学校を見学した。Wikipediaにも書いてあるが、駅前にはコンビニがない。全くない。近くにもない。あるのは東急ストアだけ。昼食の時間帯にこのストアに行ったのだが、在校生の親子が買い物をしていた。ここしかないから仕方がない。この街には貴重な存在なのだろう。

 

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山道のような歩道を歩いて正門へ。立派な門をくぐり警備員がいる中に入った。事前にネットで予約していたので、印刷して持参した見学証を警備員室の窓口に提出。入校証を受け取りキャンパス内へ。

 

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校舎へ歩いていくと、左手の方に中高校舎があった。こちらの校舎は近代的なつくりで興味深かったが、この日は見学が出来なかった。初等部の校舎へ向かう途中には、創立者の森村市左衛門の銅像があった。創立者の銅像がない学校もあるが、やっぱりある方がいいなと思った。そばには椰子の木や桜の木があり、ベンチもあるので座って休めるようになっている。のんびりと歩きながら校舎へ向かったわけだ。

中高校舎が近代的なつくりとは対照的で、初等部の校舎は古く、公立小学校のような感じだった。学芸会は体育館で開催されたが、上履きに履き替えることなく入館出来たのは手間が省けて良かったと思った。館内にはパイプ椅子が並べてあり、多数の児童や保護者が着席していた。出入り口には児童や教員が待機していたが、特に席を案内しているといったこともなく、案内と言うより警備していたような気がした。とにかく館内は混雑していた。

学芸会自体は大変楽しめる内容だった。コスチュームを着ている劇もあったが、基本的に私服で発表していたので、自由な表現を大切にするのが、もしかすると特色のある教育なのかなと思った。ただし、制服を着ている児童達も見かけたので、劇中だけは私服を着て演じるという設定だったのかもしれない。演技もあり歌もあり、内容として集中して楽しめたのが良かった。

会場が混雑していたと上記に書いたが、保護者なのか受験生の親なのか、ただでさえ混雑していて行列ができている中を強引に進んで行く人がいたり、子供が騒いでいて後ろで警備していた教員に注意されている親もいた。他にも、ガツガツと席を取ろうとする保護者や、上演中に派手にパイプ椅子の音を立てて座る受験生または在校生の保護者、子供に土足でパイプイスの上に正座させる親が居たりと、私立小学校ではちょっとどうなのかなと思う点もあった。親子共に活発な人が多い学校なのかもしれないが・・・

確かに、児童は皆元気いっぱいだった。女子が多い印象を受けた。でも、残念ながらフレンドリーな感じはなかった。つまり挨拶をしてくれた児童は全くいなかった。ただ通りすぎただけ。

昼休みを挟んで数時間学芸会を見学したわけだが、児童と教員はいたが、全く挨拶すらしなかった。教員は皆クラスをまとめるので忙しそうだったので仕方がないが、せっかく元気いっぱいなのだから、児童達には挨拶して欲しかった。森村市左衛門はこんな学校を目指していたのかなと正直思ってしまった。

受付が警備員室なため、学校案内の配布はなかった。聞いてみようとも聞けそうな教員が近くにも遠くにも不在だったため聞けず。学芸会のプログラムは体育館の出入り口外に置いてあり、そちらは自由に頂くことが出来た。プログラムには各発表の開始時刻や所要時間の記載がなく困った。大体でいいので知りたかった。プログラムには地震発生時の避難方法が記された別紙が置いてあり、これについては高く評価したい。

警備員に入校証を返却する際、娘達にバイバイと手を振って見送ってくれた。警備員が気さくな感じの学校はいい学校が多かったのだが、その点では当校はちょっと違ったわけだ。初めての訪問でマンモス学芸会を選んだ自分が悪かったのかしれない。授業を見ていればまた違った印象が残ったのかもしれない。ある意味、この学校の自然がいっぱいの環境と元気いっぱいの児童達は、警備員の皆さんに守り支えられていると思った。数時間いて、唯一会話したのが警備員だった。あたたかく迎え入れて送ってくれた森村学園の警備員の皆さんに感謝だ。

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