学校訪問の記録

中学生・高校生の2人の子供(女子)達の父親である私の学校訪問を記録するブログです。意見・感想は私個人のものです。(文中敬称略)

201602 啓明学園初等学校中学校高等学校 English Speech Contest

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JR八王子駅に隣接する施設、オリンパスホール八王子で開催された啓明学園の毎年恒例の英語スピーチコンテストにお邪魔した。いつもは学校で行われているそうで、今回が初めて校外で実施されたそうだ。エレベーターとエスカレーターを使って、ホール出入り口がある階へ移動した。会場手前のドアに受付があり、そこで受付票を記入する流れだったが、到着した時は既に初等学校の児童がスピーチをしていたため、記入・提出は後でいいとおっしゃってくれたのでそのまま入場した。基本的に自由席だったようで、前の方は児童・生徒が座っているため、後ろの方に着席した。会場は満員ではなかったが、保護者と思われる来場者が着席していた。受付でプログラムを受け取ったが、見ると青い紙に印刷されたものや、黄色い紙に印刷されたものを持っている観客がいた。プログラムの色で内部と外部の入場者を識別しているのかなと思った。

Anne Frankや3代目 J Soul Brothersなどの多種多彩なトピックスについてのスピーチを聴いたが、とても流暢な英語で話していた。帰国子女など英語が(ほぼ)母国語になっている生徒にとっては流暢で話すのが当たり前だが、それ以外の生徒達も英語をスムースに話していた。個人的に面白かったスピーチは、iPhoneではお馴染みのsiriについてだったが、これは恐らく身近に感じた内容だったからだろう。真面目なトピックが多数を占めていたが、もう少しトピックに3代目 J Soul Brothersなどのいまどきの若者文化を取り入れてもいいのになと思った。(もっとも、このグループが2016年の今日に流行しているのか疑問だが・・・)当校は真面目そうな性格の生徒が多いと以前から思っていたので、この日のトピックの傾向にも納得した。ちなみにその「真面目なトピック」とは、米大統領選挙を賑わせているトランプ氏の発言を含む人種差別の話や、ムスリムとテロリストを同一視してはいけないという話、ヘレンケラーについての話、LGBTについての話などがあった。International Oratorical R.部門の1人目の生徒が話した、"challenge God, attempting God is a good thing"が一番キリスト教の学校らしいと思った。

スピーチやレシテーションがメインの行事なので、単調になりがちだが、生徒達は色々と工夫しながら話していた。話し始めた時にまず笑いをとったり、手を使ってのボディーランゲージをしっかりやったり、遠く離れた客席でもわかるくらいの力強さで自分の主張を訴える生徒が居たりと、皆さんよくやっていた。ただ全員ではなかったので、来年以降は全員が全身を使って、表現力を更に向上してスピーチされることを期待したいと思った。

全てのスピーチが終了した時に館内にアナウンスが流れた。生徒達は、ステージ横の非常階段から下(地上階)に降りて下さいとのことだった。エレベーターの台数が少ないため、保護者や一般来場者、その他のビル利用者のための配慮だろう。これは立派だと思った。

会場を出るとアンケート用紙の回収箱はあったが、受付票の回収箱がなく、結局提出しないまま持ち帰った。そこには初等学校や中学校、高等学校の学校案内が置いてあり、自由に頂くことが出来た。公開行事で、しかも外部施設を利用した行事では配布されないこともあるので、ラックを設置して自由に持ち帰ることが出来るようにしていたことは大変ありがたかった。

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結構な長丁場のコンテストだったが、当校の国際色豊かな英語力を改めて感じた。生徒や教員の皆さんも外部施設を利用した行事だったため、準備が大変だろうと思う。このような行事を公開してくださり感謝している。

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そして、夕方の八王子をあとにした。

 

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