学校訪問の記録

小学生・高校生の2人の子供(女子)達の父親である私の学校訪問を記録するブログです。意見・感想は私個人のものです。(文中敬称略)

201510 日本女子大学附属中学校高等学校 授業見学説明会

簡単にまとめ。初めての訪問だった。夫婦で行って、自然が豊かすぎるような森の中にあることにまず驚いた。説明会では何とムカデが客席に登場して中断。校舎に天文台があったが中の見学は出来なかったのが残念だった。大集団での見学ツアーがあったが、何故かほとんど気にならなかった。(移動するのに待っていたので、その間に見学がじっくり出来たからかもしれない。)また訪問したいと思った。

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上り坂を歩いて門に向かっている。

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山の中を歩いている気分になる。緑に囲まれている。

講堂には早すぎるような時間に到着した。

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そう思ったが、既に到着している見学者が居た。外袋の白いビニール袋を受け取り、学校の青いスリッパをお借りして中へ入った。

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待ち時間に烏龍茶のサービスがあった。私が夫婦の分を注いできた。妻も言っていたが、濃い味で美味だった。

説明会でムカデが出現。説明会で初めてムカデが現れた。清掃員の男性がほうきとちりとりで登場。副校長先生も対応。配布物の1つの雑誌ステラで退治していたが、後でこれでは(朝ドラ「あさがきた」の記事が掲載されている)このステラを紹介することが出来ないですねと話していたが、それには会場から笑いが起きて和やかな雰囲気になった。ちなみに帰り、坂を下りていると、道端できのこを発見した。とにかく自然に囲まれた学校だ。


説明会はテンポ良く進んだ。各教科担当の教員の話が少し長い感じがしたことに加えて、PPTなど使わず単調な感じだったが、前述のムカデのエピソードもあり、不快に思うことはなかった。

ちなみに願書は500円だった。

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見学者。見学者はほとんどが母親。スーツは少なかっただろうか。父親も数名居たが、スーツは1名は居たと思うが、他は私と同じようなビジネスカジュアルだった。校内見学のグループでは1名が6年生の受験生と思われる児童だったが、その子もどちらかと言うと小綺麗な格好で、カジュアルな普段着ではなかった。

校舎設備が充実している。この日は中学校のみの案内だった。

体育館で中学3年がランニングをしていた。大勢の見学者が見る中での授業なので、恥ずかしそうにしている生徒がいたが、皆さん真面目な表情で体育館のトラックを何周も走っていた。先生がピッピッと笛をたまに吹いていた。案内してくれた先生が、今日はサボっている生徒も居る、話していたが、そのような生徒は皆無だったため、恐らく冗談で言ったのだろう。あるいは、マスクを着用した生徒が1名トラック外に立ち見学している様子が見られたので、その生徒についてだったのかもしれない。いずれにしても当校は体育の授業も結構真面目に厳しく取り組んでいるのだろうと思った。
ちなみに、講堂の説明会に向かって上り坂を歩いていた時に、ちょうど左手の運動場で、体育の授業の様子が見られた。その光景は、まるで林間学校の授業のようだった。
 
充実した理系教育設備。理科系教室が多い。標本の骨が床に落ちていた。標本コーナー自体も充実のラインナップ。学校訪問で初めて天文台を見た。思わず凄いと見学しながらつぶやいてしまった。理科系の教室は同じような作りの教室が複数ある。外は晴れていたが、理科エリアは全体的に暗い感じもした。それでも授業を受ける分には問題ないだろう。
マンモス校だと思うが、それを感じさせない校舎。見学も大人数で回っていたが、それを感じさせない工夫かされていめとは思ったが、大人数でグループに分かれてまわったため、ゆっくり移動したのが逆に良かったのかもしれない。

基本的に教室には入らずに案内されたが、一部には入室した。教室の外窓の光景は自然がいっぱい。黒板はやや湾曲しているが上下可動式ではないと思う。電子黒板は1ヶ所のみで見たような気がするが、その教室くらいだった。
 
森の中だが温水プールもある温泉温水プール内にも案内された。綺麗な感じだが、この時までに訪問した学校のプールと比べると、麹町学園のように新築のようなプールではない。プールサイドを歩いて、お風呂みたいなスペースの横やドライヤー室、更衣室を通過してプールの外へ案内された。出入水の流れが分かりやすかったので、この案内コース自体が良かった。
 
充実した施設・設備。美術コーナーはガラス張りのエリアもあり。書道の作品展示も同じくあり。
 
廊下にはおしゃれな感じの場所があった。恐らく経年劣化が進んで、何となく1970年代にタイムスリップしたかのように感じたこともあったが、建設当時は斬新な作りだったのかなと思った。教室でも、廊下側に窓がある所もあった。それは例えば裁縫室。ちょうど授業をしていて、その様子が見られた。音楽室の外を歩いて、中で合唱をしている様子や、楽器を扱う様子も見られた。

もみじ色の椅子がある屋外ステージもあったが、そこは廊下の窓から見ただけだった。とにかく校舎の作りが面白い。屋上らしき所にはベンチがあった。校舎は全体的に経年劣化が結構見られるので綺麗とは言えないが、必要なものはちゃんとあると言った感じだった。白い壁は塗り直せばいいのにと思ってしまった。
 
校舎の一部は細長い感じで、吹き抜けのような部分もあり、宇宙船というか近未来的な雰囲気の所もあった。

各クラスの人数は多い印象。クラスの人数が半分に分かている様子は見られず。クラス全員が同じ教室にいるような時は少し狭い感じがすると思う。

茶道室はあるとしても見られなかった。

書道室と陶芸室はあった。書道室は他の見学者は廊下で少し離れた所から見ていたが、私のみ近くに寄り見学した。

エレベーターがあったかどうかは不明。階段があり、見学の最初の方では高低差を感じた。

講堂から校舎へはつながっていないと思ったがつながっていた。別のホールも見学した。
 
講堂のトイレと教室があるエリアのトイレの両方共利用したが、教室エリアの来客用男子トイレには緑が綺麗な観葉植物が置いてあった。どちらのトイレも清潔感があり、大きな洗面台の窓がピカピカだった。備え付けのボタンを押すと液体ハンドソープがシューッと出るタイプだった。
 
ある教室内も入って見学した時のこと。教室前方の上の方にある時計には、黄色と緑のランプがあったが、どういったことで使用するのか説明がなく不明なままだった。
 
カフェテリアが広い。普通のカフェテリアだが、ちょうど昼食時間帯で、スタッフか保護者らしき大人たちが少数だったが食事していた。売店の女性スタッフも来ていた。安いメニューもあり。おにぎりも販売中。ここで見学ツアーはここまでと案内してくれた女性の先生が言ったので、てっきりここで解散して食事が可能になるのかと思ったら、すぐに部屋の外に皆案内されたので食事が出来ず。残念。カフェテリア内には飲料の自販機のほか、COMOパンの自販機もあった。
 
カフェテリアの隣が昇降口で、そこで最終的に解散した。私と妻はトイレを借りてから、そこから外へ出て、校舎の外を途中から行きと同じ道を歩いて正門へ。そこで看板の写真を撮影してから去ろうとしたら、警備員の男性に「ありがとうございました」とお礼を言われたのでこちらも挨拶。こちらがお礼を言うべきだ。訪問の最後の最後まで丁寧な対応をしてくださった。感謝。
 
生徒の皆さん。教室ではセーラー服で授業中。学年によって上履きの色が違うと説明があったので、実際に見てみるとその通りだった。
 
教員の皆さん。全体的に女性の教員が多い印象。最後に男性トイレ借りる時に副校長先生に「どうぞ」ととても親切に案内された。素晴らしい。ちなみに男性用トイレは講堂と校舎の2ヶ所で利用させていただき、どちらも綺麗だった。

敷地内に大学施設もある。(過度にではなく普通に)小綺麗な格好の大学生が複数歩いているのを外で見かけた。ちなみに説明会の会場の講堂は大学の講堂だと思う。

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訪問を終えて。好印象な学校だった。天体観測会にも応募してみようと思う。私はここが好き。校舎の経年劣化が唯一残念。それでも、緑がいっぱいの生田の自然で、その自然を活用した学びが出来るのは素晴らしいことだ。生徒の人数が多いにも関わらずそれを特別感じさせられず、ゆったりとした雰囲気の中、理系や美術に力を入れた女子教育を受けることが出来ることは生徒の皆さんにとって幸せなことだと思う。スタッフの皆さんの対応が良かった。直接話をする機会はなかったが、集団ツアー中に生徒の皆さんを見かけた印象は、活発だが高い頭脳、可能性を持ったお嬢様だった。日本有数の女子大学である、日本女子大学に進学するチャンスがあるという点も大きい。当学校を高く評価したいし、応援もしたい。次は文化祭で訪れたい学校だと思った。とにかく、最高のロケーションだ。自然が多い学校に自分も行きたかったと改めて思った。
 
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